2020年6月16日(火)毎日新聞の朝刊で取り上げてもらいました。

投稿日:2020年06月16日

2020年6月16日(火)毎日新聞 都内版17ページに 我々の活動を記載いただきました。

布マスク 必要な子へ
視覚障害者団体 寄付募る

政府が配布している布マスクを寄付してもらい、必要とする子供に送る取り組みをNPO法人八王子視覚障害者福祉協会(八視協)が始めた。
新型コロナウイルス感染拡大でマスクが行き渡っていない子供たちもおり、届けるのが目的だ。【野倉恵】

八視協では、会員の間で、政府が配布しているマスクについて「小さくて使っていない」「開封もしていない」など使用していないとの声があった。
一方で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上では、医療機関で子供用のマスクが不足しているとの情報もあり、副理事長の宮川純さん(42)がマスクの寄付を集めることを考えた。
5月下旬から未使用品の寄付を募り、希望する人には持参した布マスク1枚と使い捨てマスク5枚を交換している。
これまでに約200枚集まり、近く医療機関の支援団体に送る。また、貧困層でもマスクが不足している状況があり、市内の子ども食堂が、食料を家庭に送る際に同封してもらうことも検討している。
八視協は視覚障害者を当事者らが支援する活動をしている。宮川さんが「地域で暮らす私たちの生活には地域の人々の見守りや理解が不可欠です。共生社会をめざし、私たちが地域の中でできることを発信していきたい」と話す。

八視協は八王子市明神町4-2-2-103(042-642-3001)。
寄付マスクを持参する場合は事前に電話を。